4園路縦断シート v1.0.0
ベクターワークステンプレート
03.03.30 更新
ファイルの概要
ワークシートに入力された数値を元に、園路(道路)縦断図を作成するベクターワークステンプレート。
基本事項 
  • VW8.5(Mac)の場合、エクセルシートからベクターワークスのワークシートへ数値をペースする場合は、VWワークシート上のペースト位置を選択し、メニューから「編集|ペースト」を選択して(ショートカットからでは選択カーソルのみにテキストがペーストされます)まとめてペースト出来ます。
  • またWinの場合、内容によっては‘日付’形式になる等(理由はまだ調べきれていませんが)うまくペーストできない場合があります。この場合、エクセルのデータの範囲を横方向に大きくコピーして、ベクターワークスのリソースパレットを使い「AGcom」から‘CopySeet’を読み込んで(または、新規のワークシートを作り)これに一度ペーストして、その中から必要な部分を目的のDataワークシートにペーストしてみてください。
使い方
1.縦断図の作成
  • “園路縦断Data”のデフォルトのスケールは1/100(横/縦=0.5、単位=メートル)となってます。描画スケールを変更する場合は“登録画面”コマンド、又は画面左下の登録画面ポップアップメニューから描画する縦断図のスケールを選択し、図面内左側中央「DL=」文字右側の基準点を原点に指示「画面|原点指示/基準点をクリック」します。
  • “縦断Data”に各数値を入力します。数値の入力は「2線形縦断」エクセルテンプレートを使って各数値を計算させて、“to縦断”シートの内容をこのワークシートにコピーします。
    ワークシート1行目の各数値は以下の内容を設定しています。設定を変更する場合は、一行目の数値を変更してください。
      1行A列  縦断図文字列最上段始点の高さ(1/1スケール値)
      1行B列  縦断図文字列タテ間隔(1/1スケール値)
      1行D列  縦断図横方向作図始点
      1行F列  縦断図DL高さ(原点)
      1行H列  縦断図の横/縦比率の(横方向の距離の倍率)
  • ワークシートの入力が完了したら、“園路縦断Data”ワークシートを最前面にして“描画com”パレット内の‘←園路縦断vcl’を実行(ダブルクリック)して縦断図を描画させます。
  • 描画後に縦横スケールの三角形を修正し、文字入力部分を精査して(文字の背景は「無し」に設定)、測点等の文字の重なった部分(単距離が近い測点部分)をナッジ等で移動させます。
  • VC(バーチカルカーブ)が設定され、「VCL/ +‘スケール値’+ / +‘横/縦比率’」の名前のシンボルがある場合(例えば1/100、横/縦比率=0.5の場合、シンボル名「VCL/100/05」)、測点位置にそのシンボルが配置されます。
    ‘←園路縦断vcl’ではVCは各測点を結ぶ多角形として描画されます。これを曲線にするにはVCの始点〜終点間のポイントをカーブの中央点のみ(始点、中央点、終点以外を全て消去)として、カーブの中央点をキュービックスプラインポイントに変換することで曲線が作成できます。
  • 勾配の描画は、変化点の高さとその区間の勾配が配置されるので、文字方向(例えば、作図させた縦文字の勾配を、一度に横文字にする場合は、その文字を選択して、メニューから「文字|AG文字基準点/(中央)」を実行し、基準点を中心に移動させ、データパレット内の角度を「0」にすれば、文字の方向を一度に変えられます)や勾配表示のマークを追加等して、お好みにレイアウトしてください。
  • 一枚の図面に何枚かの縦断図をレイアウトする場合は、リソースパレットでワークシートを複製して、新たなワークシートを作成し、そのワークシートの1行D列の縦断図横方向作図始点に開始位置を入力して、複数の縦断図を作成出来ます。この場合、一行目の‘DL’及び‘縦横比率’は既に描画している縦断と同じにします。
2.カーブ要素の作成
  • カーブ要素をの描画も同様に、「2線形縦断」エクセルテンプレートの“to座標”シートの[曲線Dataへペースト]範囲(着色帯部分)の対象行をコピーしてベクターワークスの“曲線Data”ワークシートにペーストします。
  • このシートの一行目も同等の内容の設定で、以下の内容を示しています。
      1行A列  曲線表描画始点の高さ(1/1スケール値)
      1行B列  縦断図文字列タテ間隔(1/1スケール値)
      1行C列  曲線表横方向作図始点
      1行D列  文字横間隔(1/1スケール値)
      1行E列  縦断図の縦横比率の(横=距離倍率)

  • “曲線Data”ワークシートへの入力が終わったら、シートを最前面にして“描画com”内‘←曲線値’を実行して曲線値を描画させます。
  • 描画されたカーブ要素の文字列を適宜移動、拡大縮小(スケールテキスト)してレイアウトを整えてます。
  • 縦断図の内容を修正する場合は、“縦断Data”ワークシートの数値を直接修正し、再描画させても出来ますが、エクセルのデータを修正して、再度“縦断Data”ワークシートにペースとする方が間違いがないと思います。
使用上のご注意
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