アスファルト舗装の舗装厚 
アスファルト舗装を設計する際の設計CBRの計算(等置換係数を用いて舗装厚を判定)を行ってみましょう。

 交通区分から検討する場合
  • 「A設計support|h構造計算|土木構造」から「・CBR舗装厚」を開きます。
  • ‘交通’シートを開き‘設計CBR’に計画地の路床のCBR値を入力して‘設計交通量の区分’に交通区分を入力すると、目標TAが計算されます。

  • 「ケース 1」以降の表を使って‘目標TA’を満足する舗装の断面を検討します。
    睫ハハ 表層、上層路盤、下層路盤の各々の‘No’に“@係数”シートの「等置換算係数表」から、使用する材料の‘No’と、その‘厚さ’を入力していきます。
  • 各表下部の‘合計’に換算厚さが集計されて、目標TAを満たしてない場合は「NG」が表示されます。この場合使用する材料や厚さを修正してください。

 輪荷重から計算する場合
  • 通常は「交通区分」からTAを計算しますが、設計交通量を走行車両の輪荷重で計算する場合は‘日輪数’シートを使います。
  • L・A・B・C・D交通は、設計期間10年に対応するN値をそれぞれ、3万・15万・100万・700万・3500万としてTAを算出しています。

  • ‘日輪数’シートに‘設計CBR’に計画地の路床のCBR値を入力し、交通量を想定した‘5t換算日輪数’及び‘設計期間 n’年(通常10年)を入力して、目標厚さを計算します。
  • “交通”シートと同様に「ケース 1」以降の表を使って‘目標TA’を満足する舗装の断面を検討します。
  • 表層、上層路盤、下層路盤の各々の‘No’に“@係数”シートの「等置換算係数表」から、使用する材料の‘No’と、その‘厚さ’を入力していきます。
  • 各表下部の‘合計’に換算厚さが集計されて、目標TAを満たしてない場合は「NG」が表示されます。この場合使用する材料や厚さを修正してください。