座標での押さえ 
CAD上でのポイントにおける座標値(図面座標)と実際の座標値(実座標)の数値の変換は「A設計サポート|a平面計画」内の「1座標変換」ファイルを使います。
  • 「1座標変換」ファイルを開き、“実in”シートの‘X軸方向’‘実座標の単位’‘図面座標の単位’を確認後、‘実座標Data’に変換する基準点の座標の‘測点名’‘実座標 X’‘実座標 Y’(青色文字)を入力します。
  • ‘実座標Data’入力後、座標を変換する基準点の‘測点名’を上部に入力(実座標値は下部Dataが参照される)して、この点のX、Yの図面座標値を入力します。
  • 実座標の座標軸と図面座標の座標軸が角度を持つ場合は、‘回転角θ=’にその角度(実座標に対して図面座標が時計回りに「+」回転)を入力します。
  • 実座標と図面座標の座標軸の角度が不明な場合は、前述した内容を参照下さい。
  • 設定が正しく行われると“to図座標”シートに図面座標のリストが計算され、この座標値をVWシートの“座標Data”ワークシートにペーストすることで“WScom”パレット内のコマンドを使って基準点や多角形を描画することが出来ます。
  • 図面上の座標(図座標)を本来の座標(実座標)に変換するには、変換したいポイントにシンボルか基準点を配置し、これを選択した状態で“WScom”内の‘→シンボル座標’(‘→基準点座標’)を実行して、ワークシートに図面座標を書きだし、これをコピーして作成している「1座標変換」ファイルの“図in”シートにペーストします。“図in”シートの各設定は、“実in”シートの設定を参照しているため、特に修正しなくていいと思います。
  • ‘図面座標Data’が入力されると‘公共(数学)座標値’が計算されます。